こここもここもここのうち(ここここここのブログ

名前はここここここです。こっこでもここでもお好きなようにお呼びください。日常・過去の事・好きなこと。楽しく書き綴っていきます。

高校生が香川県にゲーム条例で訴えを起こした件について

こんにちは。昨日は十五夜でしたね。

お月見の時期は和菓子屋さんでお団子を食べる、月より団子なこぺぱんです。

次は29日が十三夜なので、今から新しい和菓子屋を開拓しようと調べています。

最近のお店は予約もできるからいいですねー。

 

はい、タイトルの話をします。

同日に高校生の男の子が、母親と一緒に香川県に訴えを起こしました。

内容は『香川ゲーム条例』毎日平日は60分まで、休日は90分までを目安としたゲーム媒体の使用、スマホは中学生以下が21時まで、それ以外は22時までとし、18歳未満を対象にして本人、家族の努力義務が課せられる条例です。(連絡・学習においてはスマホの使用は可能とする)

それを個人の権利を必要以上に制限するとして160万の賠償金の支払いを求めています。

↓参考記事はこちら

香川県の“ゲーム条例”めぐり 高校生ら「憲法違反」県を提訴 | IT・ネット | NHKニュース

これにおいてネットでは賛成の声もある一方、子供である17歳の受験シーズンの子供が行動を起こすことに不振を抱いている人も多いようです。

…私個人から言わせていただきますと『17歳の子供が動かなければいけない程誰も動かなかった』のほうが適切かと思いますが。

しかも基準が18歳未満ですので、当人として動けるのは17歳が最低ライン。

大人になってから訴えを起こすとすると、会社を背負って戦うことになるので余計に難しいでしょう。

そして受験シーズンといいますが、専門学校やAO入試なら終わっている大学もありますし、家業を継ぐとなれば受験そのものが不要でしょう。

余計なお世話だな。とちょっと思ったりします(笑)

後160万ですがお金を取る=県民から税金を奪うなんて!と思う人もいますが

訴えるためには民事訴訟となり、賠償金を設定しないと成り立ちません。

非財産権(心理的含む)は最低160万ですので、設定せざるを得なかった金額といえましょう

 

個人的には以下のことが問題かと思います。

①本来意見を聞く(多数決では決まらない)目的のパブリックコメントを賛成多数だからという理論で議論の必要性なしと可決してる

 

②しかもそのパブリックコメント、賛成票を調べると同じ文面がならんでおり(誤字も同じ)何台かのパソコンからまとめて送られてきている可能性が大。

しかも賛成の2269件中約1900件がパブコメ送信先に指定されていたメールアドレスではなく、県の『ご意見箱』に提出されており、尚且つその内1700件が四つのパソコンから送られてることが明らかになっている。(反対意見は真面目にメールアドレスに送信している。)

※ちなみに反対のパブリックコメントは401件。もし意見箱をカウントしなければ反対の方が多数になる。

ご意見箱から送られたコメントは送られた先のメールアドレスがわからないがUAというスマホかパソコンか、OSやブラウザの組み合わせできまる番号が調べればわかる。が、かなり低確率で被る可能性もある。それでも1700件、同じ文面で送られてきたパブコメを同一視しないというのは無理がある。

このような不特定なコメントを認めるとすると、今後決める条例でも水増しされてるのではと県への不信感が募るのは明白。

↓参考記事はこちら

https://www.asahi.com/articles/ASN4G6R3GN4GPTLC01X.html

 

 ③条例だけど罰則ではないから大丈夫との意見もありますが、既に香川県ではゲーム条例可決以前に学校教育として「ノーメディアデー」を定めており、プリントを配り、チェックして提出をさせている学校もある。

ちなみにこれはゲームスマホだけではなくテレビ、ラジオ、音楽プレーヤーも対象。本や新聞は大丈夫。

(個人的意見ですがこの時点でノーメディアではない。新聞はメディアではないのか…)

実際行なっている家庭もある。 つまり今回のゲーム条例が罰則なしとしても学校教育で取り上げられる危険性がある。

↓参考記事はこちら

https://news.nifty.com/article/entame/movie/12259-595925/

 

つまり今回の問題の大前提はゲーム使用を禁止された子供の駄々ではなく

①正当な方法で集められてないパブリックコメントを採用し、尚且つ多数決という誤った使い方で制定された条例

②罰則なしとしても学校教育の一つに取り入れられる危険性があり、各家庭の事情にまで踏み込んだ条例である

のが問題であるのが分かると思います。

 

例えば①でしたらいくらでも悪用ができます。

県が野球の人数を増やたいため、サッカーボールが野球より怪我人が多いという理由でサッカーを禁止できる(トンデモではありますが①の理論なら可能) そして、条例を名目に家庭で子供から取り上げる事ができる。

という子供の将来に制限を及ぼす可能性があります。

 

後は私の意見になりますが…。

後今後不景気において売り手市場から買い手市場に変わっていく中、IT企業はむしろ人手不足で需要が今後も伸びていく可能性大です。Youtubeの普及による動画編集の需要、eスポーツというゲームの大会もどんどん活発になっています。

で、IT、eスポーツ、動画編集者を目指すきっかけは学校の授業より実際のゲーム、スマホ、TV等のメディアが主だと思います。そういう無意識の興味を犯罪行為でもないのに取り上げてしまうのが子供の将来を狭めることになりそうなのが一番心配です。

なんとなくやってみたい。が興味のはじまりですから。

 

後、完全に私怨ですがゲーム規制するならヤドンコラボを今すぐにやめてほしいな(笑)

ゲームキャラで人を集めておいてゲームを規制するのはどの口がいうとんねんって気がする。ヤドンかわいいからこっちの県にくれー。水場多いから。県民みんなのんびりしてるからヤドンは合うと思うよ!!!

↓ゲーム条例制定された後でも堂々とゲームキャラとコラボする香川県さん

うどん県×ヤドン「ヤドンパラダイス in 香川 2020」- うどん県

 

と私の欲望と私怨も込めたお気持ち文でした。ヤドンほしいなあ…。